バンクーバーは「レインクーバー」と揶揄されるほど雨の多い街です。日本のように梅雨はなく、夏場はカラッとした晴れの日が続きますが、秋から春の終わりにかけてはひたすら雨、雨、雨…。冬は日の入りも早いので、「冬季うつ」といって冬の間だけ気持ちが鬱々と落ち込んだり眠気がひどくなったりするほどです。
さて、そんなバンクーバーにも春が訪れ、週に一、二日は晴れ間がのぞくようになりました。つまり残り五日間はまだ雨です。日本だと毎日傘が手放せないような天候ですが、ここバンクーバーの人はひと味違います。傘を持ちません。
というのもあまりに雨が多いため多少の雨は「雨」と認識しないようで、日本では絶対傘を差すような降り方でも気にせず歩いています。室内からじゃ雨が降っているかわからないとき、外にいる人が傘を差しているか確認しますね?バンクーバーでは無意味です。差していなくても降っています。
この日は朝から結構な勢いで降っていましたが、フードをかぶるだけの人がちらほら。さすがレインクーバーの人、ワイルドですね。
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