ハートの形をしたオハイオ州、その西側にDaytonという町があります。
州都のコロンバスと、オハイオ州三大都市のひとつシンシナティのちょうど中間に位置するこの町に、世界的にも有名な国立空軍航空博物館があります。
ライト兄弟生誕の地デイトンにあるNational Museum of United Air Forceは、2014年にCNNが行った空軍航空博物館の世界ランキングで第3位となりました。
ちなみに、1位はアメリカのスミソニアン博物館です。
とは言え、広さや展示数ではアメリカ一の規模と言われている博物館です。
敷地内は非常に広く、第一次世界大戦時の飛行機から、最新のステルス戦闘機まで数多くの戦闘機やミサイルなどの兵器、スペースシャトルなどの宇宙探索関連の品々や、各種エンジンなどが展示されています。
博物館内の一角、第二次世界大戦のセクションには、日本のゼロ戦、原子爆弾のレプリカ、日本兵の所持品なども展示されています。
また、この博物館では、引退したアメリカ大統領専用機、いわゆるエアフォース・ワンも見ることができます。
ただし、この大統領専用機を見学するためには、無料のツアーに申し込み、バスで特別展示館まで連れて行ってもらう必要があるので、注意してください。
そして、とても人気のツアーで、あっという間にいっぱいになってしまうので、博物館に到着したら、すぐにこのツアーの申し込みをするほうが賢明です。
なお、ツアーの申し込みには、免許書などの身分証明書が必要になりますので、どうぞお忘れになりませんよう。
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