クリスマスシーズン中は比較的暖かであったローマですが、年が明けてから急に冷え込んできました。
そんな寒さを乗り切るのには、やはりボリューミーな食事が一番です。
イタリアの冬の食材といえば、アーティチョークやトリュフ。
そして、イノシシの肉を使ったこれまたヘヴィーなパスタなどがレストランの「今日のメニュー」に登場します。
高級食材の代表格トリュフは、黒色と白色の2種があります。
白色のほうが希少価値が高いため、比例してお値段も高め。
レストランで、「今日は白トリュフがあるけどどう?」と言われたら、まずは価格を確認しましょう。
時価で計算されることが多いので、会計のときに慌てない用心が必要です。
とはいえ、2018年から2019年の冬は、例年に比べるとトリュフの価格も落ち着いています。
あらかじめパスタの上に削ったトリュフが乗せられてくることもあれば、小さな計りとトリュフが運ばれてくる場合もあり。
そんな時は、消費するトリュフの重さを計り給仕係に伝え、お客さん自らがスライサーで削ります。
手打ちのパスタにはバターが絡められていて、白トリュフとは抜群の相性です。
アーティチョークは、「ローマ風」や「ユダヤ風」と呼ばれる料理法がよく知られていますが、本日いただいたのは「ユダヤ風」。
カリカリっに仕上がっています。
イノシシのパスタは、ソースにわずかにレバーが香る濃厚なもの。
冬の寒さも、こんなイタ飯で乗り切ることができます。
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