あまり日本では見かけないけれど、アメリカでは普通ということがあります。
それが広告です。
一見普通の広告なのですが、よく見ると、「Have you seen me?(私を見たことがありますか)」と書かれています。
実はこれ、行方不明者なのです。
行方不明になった日付や名前、場所(住所)、誕生日に性別、当時の年齢や髪の色と目の色など、特徴がかかれている横に写真も載っています。
ちなみに、こういった場所に掲載する写真ですが、毎年アメリカでは学校で個人写真を撮影する日があります。
欲しい人はそれを購入することができるのですが、その前に写真のサンプルが配られます。
このサンプルに目立たないように注意書きがされており、「行方不明などになった際にこの写真が使用されます」と、書かれているのです。
どの親もそんなことは望んでいませんが、こういった広告を見ると、「ああ、現実に写真が使われてしまったのか」という気持ちにもなりますし、この子たちはどこに行ったのだろうと、苦しさも募ります。
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