フィリピンの空の玄関口であるマニラ空港、正式名称:ニノイ・アキノ国際空港(Ninoy Aquino International Airport)は、世界でも随一のわかりにくさを誇ることで有名な国際空港です。
不名誉なことに2011年〜2013年には「世界最悪空港ワースト1位」を3年連続で受賞しており、世界的に不満を受けている空港なのです。
なぜそこまで不人気な空港なのか、理由は複数あるのですがその中でも特に注目されているのがターミナル間の移動がし辛い点にあります。
マニラ空港には、ターミナルが全部で4つあり、利用する航空会社でどこのターミナルを利用するかが異なります。
ここまでは日本の成田空港や羽田空港と同じなので驚きはしませんが、ここで問題なのが4つあるターミナルビルがすべて離れている上にアクセスが非常に悪いのです。
通常であれば、少なくとも徒歩10~15分もあれば隣のターミナルへと移動できるものですが、マニラ空港では他のターミナルビルへ移動する際には、一度空港敷地外の一般道路へ出る必要があります。
そのため、移動の際は空港のシャトルバスかタクシーを利用せねばならず、渋滞にハマったりシャトルバスが時間通りに来ないと乗り継ぎに間に合わなくなるなどのトラブルが発生するのです。
こうした問題からマニラ空港の評判が悪く、ワースト1位を受賞する事態になっているのです。
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