トルコではAYVA、アイヴァと呼ばれている果林。見た目はちょっとごつごつした洋ナシのように見えます。香りも、何とも言えない華やかな香りなのですが、生で食べると、渋くて口の中がしわしわになる感じがして、あまりおいしくありません。
ところが、これが、煮るととーってもおいしくなるのです。お砂糖と煮込んで、固めのカイマクという名のクリームと一緒に食べる、「カイマクル・アイヴァ・タトゥルス」は、冬場おすすめのスイーツです。
秋の終わりから春の初めまで、冬の間ずっとあり、シロップ漬けにしたり、ジャムにしたりしてもよく食べられています。種と一緒に煮ると、ほんのりピンクに色づいて、不思議な感じです。
喉に良い、風邪に良いと言われていて、風邪気味で喉が痛いというと、果林を食べるように言われます。良く洗ってから、皮もついたままざくざくと切って、少量の水で煮込んでピュレ状になったのを食べると、喉にしみ込んで治してくれるような気がします。夜食べて暖かくして寝ると、翌朝には良くなっている感じです。
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