中国河南省にある洛陽市には「水席」といわれるセットメニューがあります。
この水席には2つの意味があり、一つは文字通り水を使ったスープがメニューに多いこと、そしてもう一つは流れるように次から次へと料理が運ばれてくるという意味です。

洛陽市でこの水席が生まれたのは洛陽市独特の気候が関係しているといわれます。
洛陽市は四方が山に囲まれているため雨が少なく乾燥しており、とくに冬場においては体を温めるためにスープ料理が発展してきたといわれています。

この水席には様々な種類があり、お店によってもメニューや品数には差があります。
基本的にはひとつのセットメニューに24もの料理が用意されており、8皿は前菜、そしてのこりの16皿はスープを中心とした温かい料理になっています。

スープについては複数あるのですが、甘酸っぱいものから、胡椒の辛味がとても強いものなど様々な味を楽しむことができるようになっています。
かなりのボリュームになるので、複数の友人などと一緒にシェアすると良いでしょう。


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