ドイツと言えばヨーロッパでも有数の環境大国ですが、特にリサイクルや再利用には力を入れています。
私の住んでいるアパートにも黄色、緑色、茶色、黒色のゴミ箱が並んでおり、それぞれに、プラスチックや缶類、古紙、生ごみ、それ以外のゴミと分別する様に義務付けられています。
それ以外にも、古着回収用のコンテナが住宅街にあったり、粗大ごみを無料で回収に来てもらえる制度があったりと、ゴミに纏わる色々な決まりがあります。
ドイツ在住のお友達で、分別がちゃんとできておらず、ご近所さんから注意を受けた!なんて話も聞いたことがあるので、ドイツに住まわれる際は、分別ルールをしっかり確認する必要があります。
ここからは、旅行者も知ってて得する!?ゴミに纏わる豆知識を紹介します。
観光中、喉が渇いてペットボトルの水を飲んだり、ビールを買ってホテルの部屋で飲んだりすることがあると思います。
飲み終わった後のペットボトル、缶、ビンをゴミ箱に捨ててしまっていませんか?もったいないです!
実は、それらの容器に入った飲み物は購入時にデポジットを取られているのです!
商品によって金額は様々ですが、1本当たり0.08€~0.25€(10~30円)くらいは返ってきます。
購入したお店でなくても、だいたいのスーパーにはこんな回収機が設置されています。
この機械に空の容器を入れると、返金金額分のレシートが出てくるので、それを次回のお買い物で使用することができ、ちょっと得した気がします!
容器を洗ったり、ラベルを取る必要はありません。
しかしたまに弾かれてしまう商品もあるので、その場合は普通のゴミ箱に捨てましょう。
また、ワインボトルやジャムのビンなどは、この回収機ではなく、街中にあるビン専用のゴミ箱に捨てる必要があります。
違いが分かりにくいと思うので、ひとまずスーパーの回収機に入れてみて、弾かれたビンはビン専用のゴミ箱に捨てるようにすると良いかと思います。
左から、白のビン、茶色のビン、緑のビンに分かれており、街中の至る所に設置されています。
旅行中に出た空容器を全て回収機に入れると、おまけでもう一本買えるくらいには貯まるかもしれないので、ぜひチャレンジしてみてください!
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