商務部によると、第1四半期のサービス貿易総額は前年同期比8.7％増の1兆9741億8000万元（約38兆5000億円）だった。うち、輸出が12.2％増の8351億5000万元（約16兆3000億円）、輸入が6.2％増の1兆1390億3000万元（約22兆2000億円）となった。サービス貿易赤字は3038億8000万元（約5兆9000億円）で、前年同期より244億6000万元（約4385億円）減少した。
同期間のサービス貿易の特徴は以下のとおり。
知識集約型サービス貿易は成長を維持している。第1四半期の知識集約型サービスの輸出入額は同2.6％増の7524億9000万元（約14兆1000億円）。中でも、その他の商業サービス、電子コンピュータ・情報サービスの規模が比較的大きく、それぞれ輸出入額が同0.8％増の3204億8000万元（約6兆3000億円）、同4.8％増の2623億4000万元（約5兆1000億円）にのぼった。
知識集約型サービス貿易の輸出額は同2.1％増の4363億4000万元（約8兆5000億円）、輸入額は同3.4％増の3161億5000万元（約6兆2000億円）だった。
旅行サービス貿易が最も高い伸びを示した。同期間の旅行サービスの輸出入額は同21.8％増の5849億元（約11兆4000億円）に達した。サービス貿易全体で旅行サービスが占める割合は最も高くなっている。うち、輸出が97.5％、輸入が14.9％、それぞれ増加した。
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