クリスマスプレゼントの段取りの仕方【イギリス】

日本ではクリスマスプレゼントというと主に子供たちにあげたりカップルで交換したり、などというものだと思いますが、欧米では大抵家族全員、大人も誰でもクリスマスプレゼントをもらいます。
クリスマスツリーの下にたくさんプレゼントが置いてあるのはよく見る光景だと思いますが、あれは家の家族たちのプレゼントを置いておくところで、家族から家族のメンバーに、ということで、「ジョンへ」「メアリーへ」などと子供たちへのプレゼントから、「マミーへ」「ダディーへ」など子供たちからお父さんお母さんへのプレゼント、さらにはペットたちへのプレゼントなどもツリーの下に置いておきます。




サンタさん（イギリスではよくファーザー・クリスマスといいますが）からのプレゼントは子供部屋のベッドのそばに靴下をつるしたりしておいて、その中にクリスマスイブの夜に届けられる、ということになっています。
そういうプレゼントはストッキングフィラーと言ってまさに靴下に詰め込まれるプレゼント、ということです。
ですから親は、親から子供たちへのプレゼントとサンタさんからのプレゼントを用意することになりますが、この靴下に入れるプレゼントも何か一つ目玉になるもの、あとはお菓子や日用品、というのが一般的です。
昔はリンゴやミカンがラッピングしてあったりしたようです。
このサンタさんからのプレゼントのラッピングの紙を子供たちが見ていない紙、他のプレゼントとは違う紙にするように、などと気を使わなくてはなりません。