四川省の中でも、仏教寺院として歴史が長い「文殊院」(中:ウェン・シュー・ユエン、日:もんじゅいん)に足を向けてみました。
この寺院は、成都市の中心近くに位置しているお寺で、中国の「秦時代」の建物がそのまま残されているお寺です。そして四川省の中でも特に歴史あるお寺として、男女問わず多くの方が一年中訪れる場所となっています。
この「文殊院」が有名なのは、中国の歴史に関係があります。
文化大革命の時期に、多くの新しい思想を持った当時の若い人々が、お寺などを壊した時代があったのですが、この「文殊院」だけは奇跡的に残され、今でも当時の建築物に時代の流れを見ることができる場所となっています。
入園料は「門票」(メン・ピァオ)といって、お寺の前で一人10元(約170円)で購入します。歴史的に有名なお寺でありながら、10元で入場できるのはとってもお得です!
お寺の中には、お参りをする場所と、古い仏像を拝む場所などに分かれていて、それらを見て回ることができます。また、お寺の古い作りを見るだけでも、中国の歴史に触れるようで、十分見ごたえがあるものです。
四川省の特別なお寺なので、時間をとって赴いてみることをおすすめします!
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