土日祝日になると長蛇の列ができる、人気のお店があります。マスコットキャラクターのカエル君が、入り口でお客さまを迎えているカエル料理専門店です。

中国人はなんでも食べそうですが、カエル料理に対しては人それぞれ好みが分かれるようです。カエル料理が好きな友人が、こうした専門店は料理用に清潔な環境で飼育されたカエルを使っているので、材料(カエル)を心配する必要はないことを教えてくれました。

こうした料理用カエルのことを中国語で「田鸡」と呼ぶそうです。一般的なカエルは中国語で「青蛙」と呼ばれます。料理用カエルは、上品な鶏のささ身のような味わいで、脂肪分が少なく、カロリーも低いそうです。下ごしらえに手間がかかるので、フランス料理では高級食材といわれています。中国の南方ではスーパーでも販売されている、一般的な食材です。

私も以前、お粥に入ったカエルを食べたことがあります。調理され、細かくなっていたので、言われなければカエルとは分からない鶏肉のような味でした。くせのない淡白な味わいです。機会があったら、カエル料理を試してみるのはいかがでしょうか?

Copyright(C) wowneta.jp