
農産物が豊富で”イタリアの食料庫”と呼ばれるほど食材の宝庫であるプーリア州は、「客人をもてなす=たくさんの小皿を並べる」文化が根付いています。
プーリアらしさの象徴と言われるのが、プーリアの前菜コース「アンティパスト・プリエーゼ(Antipasto Pugliese)」です。

一度に10種類以上の小皿料理が並ぶことも珍しくなく、季節野菜のグリルやオーブン焼き、魚のマリネ、プーリア名物のチーズ、豆料理、揚げ物、タラッリやフォカッチャなど、地元のパン類、ドライトマトやアーティチョークなどのオイル漬けなど様々。
次々と運ばれてくるのでお皿を回しながら取り分けていきます。
注文するときは人数の半分でオーダーすることを勧められ、筆者が主人の家族とランチをした時は6人に対し、3人前で頼みましたが十分な量でした。
ちなみに、このアンティパスト・プリエーゼのみを注文する人もいるようですよ!
プーリアならではのアンティパスト、いろいろな料理を少しずつ味わえるのが嬉しい大満足の前菜です。
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