ニューヨークのロウワーマンハッタンにはウォール街、グラウンドゼロ、そして自由の女神を臨めるバッテリーパークなどいろいろな見所がありますが、私のおススメはバッテリーパークの東側に建つ、国立アメリカ・インディアン博物館です!
この博物館の建物はアレクサンダーハミルトン税関ビルとして知られ、100年ほどの歴史を持つニューヨークのランドマークです。博物館の入り口には階段があり、待ち合わせ場所としてよく使われていますが、あまり中に入っている人はいません。
ですがこの博物館、ワシントンDCのスミソニアン博物館群の一部なので、入場料は無料です! さらに、ワシントンDCにある国立アメリカ・インディアン博物館の分館として設置されているので、展示はどちらかというと小規模。でもだからこそ、観光の合間にさっと入って楽しめるんです。
展示内容はというと、もちろん南北アメリカの先住民たちの暮らしの様子や昔の装飾品がズラリ。また、どのエリアにどんな先住民たちがいるのかの地図は、とってもわかりやすくて興味深いです。
意識をしていないとスルーしがちなのですが、アメリカの地名はインディアンの言葉や民族の名前から来ているものがかなりあります。例えばニューヨークにある人気高級ホテル、ザ・イロコイ(The Iroquois)は、先住民族の名前なんですよ。意外と身近に先住民の言葉に私たちは触れているのかもしれませんね。
観光の合間にアメリカ先住民の歴史と生活の学習、なんていうのもいいかもしれませんね。建物自体もとても美しいので、是非中に入って見てくださいね!
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