メキシコにはたくさんの日系人がいます。
駐在員として生活をしていると、先駆者としてメキシコにやってきた人々のお話をよく聞きますし、日系の人々と上手く繋がっていかないとビジネスができません。

 メキシコに日系人が多い理由はコーヒー栽培です。
明治時代に植民団として日本から太平洋を渡ってきた人たちは、コーヒーの栽培に夢を抱えて渡ってきました。
チアパス州には日本から初めての植民団(榎本植民団)がやってきたことを示す碑と石川啄木の詩が書かれているところがあります。

 こうした植民団からメキシコに日本人社会が広がっていき、今のメキシコと日本の関係を作り上げています。
第二次世界大戦では、日本人を捕虜としてアメリカに引き渡さなかったこともあり、両国の関係は親密につながっています。

 メキシコに仕事として赴任をしてくるのであれば、こうした先駆者たちの話を知っておくことはとても大切です。
そして日系企業の団体とつながりを作っておくことで、メキシコでの人間関係やビジネスパートナーを増やすことができます。


Copyright(C) wowneta.jp