日本の漫才といえばボケとツッコミが主流ですが、欧米ではそういった明確な区分けはありません。最もポピュラーなのは「スタンダップコメディ」と言って、コメディアンが政治や人種、社会風刺を次々と語っていくスタイル。日本の漫談のようなものでしょうか。
今回ツアーの一環で、アメリカで俳優としても注目を浴びているアジズ・アンサリがバンクーバーに来ることになったので早速行ってきました!前座では白人コメディアンが「白人の時代は終わったと言われるが俺にはまだ来てもいない」と語り、黒人コメディアンは中国旅行で衝撃を受けた文化の違いについて話していました。
アジズの登場では「数年前アメリカのTVに初めて出たインド人を知ってるか?僕だよ!」から始まり、その後もアメリカでの体験や差別を面白おかしく語っていました。
日本の漫才だとなかなか聞かない話題も多く(差別やホームレスなど)意味はわかっても笑っていいのかわからない…ということがあったりして、文化の違いを感じて面白かったです。(ちなみに会場は撮影禁止だったので写真はダウンタウンにあるスタンダップコメディの看板です。)
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