ママたちの大反対を押し切れるのか?!おしりふきの廃止案【イギリス】
赤ちゃんがいる家庭では欠かせないアイテムの1つである「おしりふき」。
コットンをぬるま湯で濡らして拭いてあげるのが、最も赤ちゃんのお肌に良いとわかっていても便利さゆえママたちに愛用されているのがおしりふきですよね。
英語では「Baby wipes」と呼ばれているおしりふきですが、なんと環境にとっても悪いということでイギリス政府が廃止案を打ち出しました。
多くのおしりふきの原料として使用されているポリプロピレン(polypropylene)は、そのまま配水管や海のゴミとなって残っていることが問題視されています。
実際に、イギリスでは海でゴミとして見つかったおしりふきが700%も増加しており、非常に深刻な環境汚染となっているのです。
イギリスで掲げられている「25年の環境計画」に基づいて、プラスチックのゴミをいかに減らすことができるかが検討された結果、おしりふきの廃止案が打ち出されたのです。
これに対して、イギリスの母親たちは大反対をしている現状ですが、いかに海を汚しているかなど写真を見れば、無視はできないほどいかに深刻な問題であるかがわかります。
日本ではまだ耳にしたことのない「おしりふきによる環境破壊」ですが、いかに環境にとって悪いものであるかを知っておく必要があるはずです!
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