ミラノといえば、ドゥオモやレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」などがあり、美術好きには垂涎の的になっています。
また、ミラノが誇るブレラ美術館も、閑静な高級住宅地にある広大な美術館で見どころ満載。
世界中から観光客が押し寄せます。
とはいえ、レオナルド・ダ・ヴィンチを擁していたミラノは奥が深く、このほかにもさまざまな美術館や博物館があります。
ミケランジェロの最後のピエタ残るスフォルツェスコ城も有名ですが、もっと観光客が少なく、華麗なミラノ貴族の宮殿の中で静かに美術を堪能できる場所があります。
それが、ポルディ・ペッツォリ美術館です。
美術館の規模としてはそれほど大きくないのですが、これまでイタリア国内でさまざまな美術館を訪れてきた私から見ると、作品の展示方法が素晴らしいのです。
とくに、入り口を入ってすぐ左の部屋にある古い武具は、これまで見てきたどの美術館よりも美しい展示法でした。
そのほか、美術史の本にもよく登場するポッライオーロの貴婦人象やベリーニ、マンテーニャ、ボッティチェッリなどなどのビッグネームがさりげなく飾られているのも素敵です。
1人旅や女性だけの旅で静かに過ごしたい方、この美術館はおすすめです。
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