ピアニスト辻井伸行さんも曲にした美しい町コルトーナ【イタリア】

イタリアの中でも特に外国人に人気があるトスカーナ州。
トスカーナは、どこを訪れてもハズレがないという稀有なる地域です。
トスカーナのアレッツォ近郊にあるコルトーナは、ピアニストの辻井伸行さんが「コルトナの朝」という曲にしたほど優美な空気が漂う町です。




町の中心から要塞、ベアート・アンジェリコの有名な『受胎告知』が残るディオチェザーノ博物館にいたるまで、1日いても見終わらない見どころが満載です。
とくに、メディチ家によって管理されていたジーリファルコという要塞は、当時の構造がそのまま残り現在も内部が見学可能。
お城好きにはたまりません。




また、ディオチェザーノ美術館は町中に残る美術を一か所にまとめています。
小規模ながら、ベアート・アンジェリコだけではなくルーカ・シニョレッリやロレンツェッティ兄弟の傑作がズラリと並び、トスカーナ州の実力をここでも実感することになります。
外国人観光客が多いため、お店の人々の接客もスマートです。