ロンドンの鉄道路線図は非常に複雑です。
国が鉄道を管理していた日本とは異なり、ロンドンは民間会社が個々に計画を立てて鉄道を引いたことが原因です。
ロンドン出発とはいえ、行き先によって出発する駅が異なるため注意が必要です。
主な鉄道の発着駅の名前を挙げると、キングス・クロス駅、セント・パンクレアス駅、ロンドン・ブリッジ駅、チャリング・クロス駅、パディントン駅、ユーストン駅、ウォータールー駅があります。
どこから発着するか分からない時は、インターネットが役立ちます。National Railのサイトでも良いですし、お得にチケットを購入したい場合は、Trainlineというサイトも人気があります。
さらに、3回以上鉄道に乗る場合には、鉄道の割引カードを購入するとお得です。
大きな鉄道駅のチケットオフィスで発行してもらえますが、パスポートサイズの写真1枚が必要です。
旅行者はレイル・パスを購入することが多いですが、レイル・パスは4日間で約330ポンド(約5万円)と非常に高額です。
列車で北南端まで行き尽くしたい!という人はいいかもしれませんが、数日間では行ける範囲も限られます。
そのため、英語がある程度できる方は、約30ポンドで1年間有効の割引カードがオススメです。
例えば、旅行者に人気のオックスフォードやケンブリッジは、通常の価格で購入すると、大人1名片道で20〜25ポンド(約3500円)ですが、割引カードを使用して、時間指定で行くと5〜10ポンド(約1000〜1600)で購入できます。
「英語がある程度できる人(初級程度でOK)」としたのは、インターネットからのチケット購入は英語サイトのみであることや、割引カード情報は英語のみであるからです。
例えば、2人(カップルでも友人でも家族でも可)で旅行すると割引になるtwo together card(テュー・テューギャザー・カード)でYork(ヨーク)というロンドンの北にある町まで購入すると、2人で94ポンドも(約1万5千円!)安くなります。
Copyright(C) wowneta.jp