山東省の済南市で生まれたとされるご当地グルメのひとつに「黄焖鸡-ホワンメンジー」といわれる料理があります。
現在では山東省以外の土地であってもチェーン店などがあり、多くの中国人に愛される料理のひとつです。

基本的には醤油やオイスターソースなどによって甘辛い味付けがされた鶏肉料理なのですが、それぞれの土地によって味付けや具材などには違いがあります。

大きな違いのひとつが肉の硬さですが、北方の中国人はよく煮込んで柔らかい触感の鶏肉が好きなのに対して、南方の中国人は歯ごたえがある触感が好きだといわれています。
また場所によっては唐辛子などをたくさんいれて辛く味付けしたものが好まれるところもあります。

基本的には醤油味で日本人にも親しみやすい味付けなので、日本人でも食べやすい料理だといえるでしょう。
食べ方としてはまず肉や野菜を食べてから、最後にご飯をタレの中にいれてリゾットのようにして食べるというのが一般的です。


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