中国は麺料理が豊富、陝西省名物の涼皮【中国】

陝西省で有名な小吃（シャオチー）が涼皮（リャンピー）です。
皮というと何かの肉を想像される方もいるかもしれませんが、皮というのは米粉で作った麺のことです。
歴史が古いことでも知られ、秦の始皇帝の時期には食べられていたとされ、二千年以上の歴史があります。

夏によく食べられるのですが、ツルツルとした口当たりやモチモチとした歯ごたえが特徴的で、夏の暑い時期にはぴったりの食べ物だといえるでしょう。
この麺そのものには味はないので、タレなどをかけて食べるのですが、タレにはラー油やお酢などが入っており、甘酸っぱい味になっています。

トッピングは売っている場所やレストランによっても違いがありますが、細く切ったきゅうりや、砕いたピーナッツなどがかけられているものもあります。

レストランなどでも気軽に食べることができますが、夏になると路上販売などもされています。
値段も食べる場所で違いますが、100円から200円程度で食べることができます。