中国・中小企業発展指数、第1四半期は89.5=中国報道
中国・中小企業発展指数、第1四半期は89.5=中国報道
中国中小企業協会は10日、第1四半期(1-3月)の中国の中小企業発展指数が2020年以降、最も大幅に上昇したと明かした。

第1四半期、中小企業発展指数は2024年第4四半期(10-12月)比で0.5ポイント上昇の89.5となった。社会サービス業、工業、交通運輸業、情報伝達ソフトウェア業の中小企業が最も好調だった。中小企業の稼働率は引き続き上昇し、フル稼働企業の割合が同11ポイント上昇した。

同協会の関係者は「(中小企業発展指数は)2つの四半期連続で成長し、2020年第1四半期以降、最高水準となった」と述べた。その要因の一つは、包括的な増量政策が持続的に効果を発揮したことに加え、連休中の消費振興と各地の有利な条件が重なって第1四半期の中小企業の生産経営状況が加速的に回復したことである。

同協会の調査によると、第1四半期は中小企業の成長見通しが持続的に改善され、コストはやや下落し、企業利益は好転した。

市場指数別では調査対象の8業種のうち、情報伝達ソフトウェア業、社会サービス業、卸売小売業、交通運輸業、工業の成長が著しく、需要が着実に増進していることが示された。また、社会サービス業、建設業など5業種の投資意欲が向上した。
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