第1四半期の深セン市の域内総生産(GDP)は8950億4900万元(約17兆5000億円)。不変価格で計算すると前年同期比で5.2%の増加となった。
産業別では、第一次産業の付加価値が同7.2%増の4億8600万元(約95億円)、第二次産業が同3.7%増の2951億4400万元(約5兆8000億円)、第三次産業が同6.0%増の5594億1900万元(約10兆9000億円)だった。
第1四半期の同市一定規模以上の工業の付加価値は同4.2%の増加となり、成長率は1-2月より1.6ポイント上昇した。三大部門別では採鉱業が0.3%減、製造業が4.2%増、電力・熱エネルギー・ガス・水の生産・供給業が11.0%増だった。
主要業種のうち、自動車製造業の付加価値が同56.3%、汎用設備製造業が同28.4%、それぞれ増加した。また、ハイテク製品の生産量が持続的に増加している。
固定資産投資は同2.1%下落したものの、下落幅は1-2月より1.1ポイント縮小した。分野別では、インフラ投資が前年同期比で5.3%増加した。製造業投資が同4.6%増、不動産開発投資が同5.3%減、工業投資が同1.4%増だった。
社会消費財小売総額は同3.1%増の2403億1700万元(約4兆7000億円)で、成長率は1-2月より1.4ポイント上昇した。
第1四半期の同市全域の輸出入総額は同2.8%減の9901億400万元(約19兆3000億円)で、下落幅は1-2月より7.6ポイント縮小した。うち、輸出が8.7%減の5855億500万元(約11兆4000億円)、輸入が同7.1%増の4045億9900万元(約7兆9000億円)だった。ハイテク製品の輸出が同12.3%増加した。
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