ノーベル平和賞に意欲?トランプ「私が関与してタイとカンボジアが停戦」
ノーベル平和賞に意欲?トランプ「私が関与してタイとカンボジアが停戦」
米国のドナルド・トランプ大統領が、タイとカンボジアの停戦の功績を自分に帰して話題になっている。

 トランプ氏は現地時間28日、自身が運営するSNS「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」に投稿し、「たった今、タイの首相代行およびカンボジアの首相と通話した」とし、「ドナルド・J・トランプ大統領が関与したことで、両国が停戦と平和に達したことを知らせることができて嬉しい」と述べた。

 投稿の中でトランプ氏は、自分自身を3人称で表現するなど、自らの功績を強調する語り口を取った。

 さらに彼は「すべての人々に祝福を送る。今回の戦争を終結させることで、我々は何千人もの命を救った」と強調し、通商チームに対してタイおよびカンボジアとの貿易交渉を再開するよう指示したとも明かした。

 また、「(自身の就任後)わずか6か月で多くの戦争を終結させた」とし、「自分は“平和の大統領”であることを誇りに思う」と自画自賛した。

 トランプ氏は、貿易交渉をカードとして使い、タイとカンボジアに停戦を圧力としてかけた。両国はその後、高官級の停戦会談や首脳会談を相次いで開き、交戦からわずか4日で停戦に合意した。トランプ氏は、来月1日からタイとカンボジアに対しそれぞれ36%の関税を課すと通告していた。

 さらにトランプ氏は、自らノーベル平和賞に言及した。彼は米政治専門メディア「ザ・ヒル(The Hill)」に掲載された「トランプはノーベル平和賞を受けるに値するが、左派は決してそれを認めないだろう」と題されたコラムを共有した。
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