霧の都ロンドン、と昔はよく言われていたようですが、それは必ずしも気候のせいだけではなく、工場の排気ガスなどのスモッグで曇っていたからということです。
それが改善された現在はあまり霧がかかっていないかというと、やはり冬になると放射冷却の現象で深い霧に包まれる朝もよくあります。




ここはロンドン郊外の住宅地ですが、イギリス全土で同じように霧の深い朝になることがあり、高速道路の運転などは特に気をつけなければなりません。
地元の人達は慣れているから別に大丈夫だろう、と思われるかもしれませんがやはりそれでも事故の原因になることはあります。
朝起きて一面に霧がかかっていると何だか幻想的で綺麗だと思われるかもしれませんが、実際に各地の名所などが霧に包まれている様子を写真に収めると、いかにも冬のイギリスらしい雰囲気がでると思います。




しかし毎年冬になるとたびたび起こる現象で、寒くて薄暗いなか歩いて通学、という立場からすると、霧はジメっと張り付くようで冷たく、まったく嬉しくもなんともないもので、むしろがっかりするものではあります。


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