
スウェーデンのスーパーの冷凍コーナーに行くと、冷凍のベリー類が充実していることに気がつきます。
ブルーベリーやグズベリーなど、夏にたくさん収穫できるフルーツは、スウェーデンの食生活にも根付いているようです。

肉料理や魚料理にフルーツが加えられる例は、欧州の国々では珍しくありません。
しかしスウェーデンは特にこの傾向が顕著で、つけあわせの定番としてポテトのピューレとともによく登場します。
スウェーデンの伝統的なミートボールの料理にも、サーモンなどの魚介類を使ったメニューにも、色鮮やかなカラントが盛られていました。
甘い果物を料理とともに食べるのは少し躊躇しますが、慣れるとほんのりとした甘さが好ましく感じられます。

ハンバーガー専門店に行くと、ドリンクにカラントが登場。
こちらも甘さはとても繊細で、アルコールがダメな人がハンバーガーとともに食べるのに向いているドリンクです。
なによりも15時ごろには暮れてしまう冬のスウェーデンで、ベリー類の鮮やかなカラーは風景の中でよいアクセントになっています。
Copyright(C) wowneta.jp