アメリカの家は中古物件売買が基本となっています。ほとんど新築の家を見ることはありません(新興住宅地やかなりの田舎以外)。

そんなアメリカの家の値段ですが、基本的に、学区が良い場所(学区によって学校のレベルが異なります)、中心地に近い場所というのは、常に値段が上昇します。それだけみんなが住みたいと思う場所であり、そうは多くない場所だからです。

ですが、もう1つ、常に値段の高い家が存在します。それは、山の上にある家です。山の上は当然見晴らしが良いですし、山の上に家を建てるためにはそこへ行くまでの道なども作る費用がかかりますから、これによって家の値段は高くなります。

そして、必ずと言ってよいほど、山の上の家は大きいので、益々値段が上がりますが、アメリカ人たちのドリームハウスともいえるのがこの山の家の上なのです。

通常中南米では、こういった山の上の家は空気が薄いとか利便性が悪いということで貧困層が集まるのですが、アメリカは逆なのです。


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