フォーを食べても、春巻きを食べても、必ず別皿でやってくる香草。食べられる葉っぱだろうけど、一体何の葉っぱなんだろうか…と疑問に思う方も多いと思います。そこで、ベトナム料理に出てくる香草についてご紹介します。
まずはバジルです。フォーを頼むと必ずついてくる葉っぱです。日本人でも馴染みのある香草ではないでしょうか?茎は食べられないので、葉っぱだけをスープに入れてください。
次にノコギリコリアンダーです。フォーを食べる時はパクチーではなく、この細長い葉っぱを食べます。匂いはパクチーですが、味はパクチーより苦味があると言われています。上から下まで全部食べられる葉っぱなので、ちぎってスープに入れてください。
日本でもよく食べるシソ。ベトナムのシソは葉の裏が赤紫色をしています。生春巻きやお粥に入れて食べる香草です。シソも茎は食べられないので、葉っぱだけを取ってください。
そして日本では食べることのないドクダミです。バインセオというベトナム風お好み焼きによく使われる香草です。日本ほど苦味や匂いはきつくないですが、やはり好き嫌いがある香草です。
カレーの匂いがする香草はリモノフィラです。フォーなどの麺料理でよく使われる香草です。すこし苦味もあるので、少しずつスープに入れていく事をお勧めします。
どの香草もベトナム料理の味のアクセントになったり、臭みを抑えたりする効果があります。香草によっては苦味や匂いが強いものもあるので、少しずつ料理に加えて、自分の舌で味を確かめながら楽しんで下さい。
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