中国の友人と集まると、きまってその日のメニューは餃子になります。夕飯時間前に集まり、好みの材料を持ち寄って餃子の皮や餡を作って皆で包むのです。女性の仕事と思いきや、男性も仕事を早めに切りあげて参加してくれます。
世間話しや友人の家庭話などを聞きながら、皆で大笑いをするぅ一方で、働きものの中国人の手は止まることなく餃子を作り上げていきます。出身によって餃子の包み方はいろいろ。魚の形をした餃子もあれば、UFOのような丸い餃子もありです。
特に包みが早いのは東北出身の人の包みで、餃子の皮の真ん中に餡を載せたら、両手で両端2箇所を押さえるだけで完成なので、3秒もかかりません。反対に包みが遅いのは海沿い出身の魚の形です。餃子の皮の端に丁寧にひだを入れながら包み上げていくので、少なくとも5秒以上はかかります。
話しも笑いも大声で、ワイワイと楽しみながら餃子包みをするのが中国流の福を呼ぶ方法だそうです。お皿に乗り切れない状態になると、大鍋に湯をはり餃子を茹でていきます。水餃子があっという間に完成します。いろいろな形が混ざった水餃子を食べながら、まだまだ楽しい時間が流れます。
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