香港に来てまず何を食べるかといえば、その第一位はみなさんやはり「飲茶(ヤムチャ)」ではないでしょうか。
飲茶はお昼にすることが一番多いのですが、「飲早茶」といって、朝早くにする飲茶もあります。これはお年寄りの人が好む習慣で、朝早くに飲茶レストランに行って、お茶と点心ふたつを頼み、新聞を広げ、ゆっくりと時を過ごすものです。
一番多いのはお昼の飲茶ですが、飲茶は基本的に、お茶を飲みながらおしゃべりを楽しむ、というのが目的ですので、30分ぐらいで食べ終わったらすぐに出る、ということはしません。そういう短い時間しかないのであれば、飲茶には行きません。食べ終わっても、早く出るようにせかされることもありません。飲茶はとにかく、ゆっくりと楽しんでください。
注文は、テーブルの上に点心リストがあって、鉛筆も置いてあるので、そこにチェックを入れていき、その紙をウェイターさんに渡す方式が一番多いです。
すべて漢字ですが、料理名は独特ですので、漢字が読めても慣れるまではなかなか難しいですので、食べたいものがあればネットで中国語表記を調べておくほうがいいかもしれません。
昔ながらの店では、蒸篭をのせたワゴンがやってくるので、中身を確認して指差して注文することもできます。
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