海外で珍しい食べ物を食べるのに勇気がいる事はありませんか?でも、野菜や果物は初めて見ても比較的挑戦しやすいのではないでしょうか。
バルセロナのエル・プラット空港からレンフェでバルセロナ市内に向かう途中に広い畑が広がっています。この畑おほとんどでアルカチョファを栽培しています。
アルカチョファは日本ではあまり馴染みがありませんが、ヨーロッパではポピュラーな野菜です。別名はチョウセンアザミといって、放っておくと大きなアザミの様な花が咲きます。食べる部分はこの蕾の部分です。
シーズンになると家庭でもよく料理して食べますが、バルでも食べる事ができます。バルで提供される時は、真ん中の柔らかい部分をスライスして揚げたり、丸ごとオーブンで焼くのもポピュラーナ食べ方です。スライスしてあげた物はそのまま食べる事ができ、ぱりぱりとした食感を楽しむ事ができますが、味はかなりタンパクです。
お勧めはオーブン焼きです。こちらは、丸ごと食べる事はできません。花びらを一枚ずつ剥ぎながら、根元の柔らかい部分を歯でしごきながら食べます。中心部の柔らかい所は「コラソン」と呼ばれ、丸ごと食べる事ができます。
旬でないとなかなかお目にかかる事はないかもしれませんが、見かけたらぜひ食べてみて下さい。
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