9月から10月は、りんご狩りのシーズンです。
ここケベックは、17世紀にフランス人が入植してできた街ですが、フランスにも「1日1つのリンゴは風邪を遠ざける」という諺があるそうで、当時の入植者たちは皆庭にリンゴの木を植えたそうです。現在は、街中でお庭にリンゴの木があるお宅はあまりありませんが、郊外に行くとリンゴ園がたくさんあり、リンゴ狩りは家族連れにとても人気のアクティビティです。
特に、ケベックから車で15分ほどで行ける小さな島オルレアン島は、9月〜10月のリンゴ狩りシーズンになるととても混み合います。ケベックからオルレアン島までは、川に橋がかかっていて車で渡れるのですが、この橋が土日になると大渋滞してしまうほど人気なんですよ。




島には幾つもリンゴ園がありますが、たいていのリンゴ園は、入り口で袋を購入して、袋がいっぱいになるまでリンゴ詰め放題です。
大きなリンゴ園には何種類ものリンゴの木が植わっており、木の幹にペンキで少しずつ色が塗ってあるので、それを頼りにリンゴの種類を見分けます。今年お邪魔したリンゴ園は、ポラレッド、ロボ、マッキントッシュ、スパルタン、コートランド、エンパイヤ、リベルテの7種類でした。
こちらのリンゴの味の違いにまだ疎い私は、1種類ずつもいで味見しながら、好きな味のリンゴを袋に詰めていきます。かなり低い位置までリンゴが付いている木もあれば、はしごをかけて登らないと取れないリンゴもあり、子供達もとても楽しめます。
ちなみに売店では、自分でリンゴ狩りをしなくてもリンゴが購入でき、こちらで搾り立てリンゴジュースも売っているのですが、これがもう本当に美味しくて、やみつきになるお味でした。



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