両手で抱えきれないくらいの大きさの牛乳パックや36個入った卵のパックにもアメリカ生活が長くなってくるとだんだん慣れてくるものです。
逆に、里帰りした日本のスーパーで、何もかもが小さく見えて不安になってくることも。
けれども、どんなにアメリカ生活が長くなってきても、頻発するのがスーパーでの、『これはいったいいくらなの??』問題。

最もよく見かけるのが、『10 for 10(10個で10ドル)』という価格表示。
そのままズバリ、10個買えば10ドルという事ですが、1個が1ドルという事で、必ずしも10個買う必要はないのです。
だったら、最初から1個1ドルと表示すればいいのに、と思うのは、絶対に私だけではないはず。
似たようなもので4 for 10(4個で10ドル)や、5 for 10(5個で10ドル)などもあります。




10 for 10と似ているけれども、ちょっと違うのが、『Buy10 Save 5(10個買えば5ドルオフ)』や、『Buy10 11th Free(10個買えば11個目は無料)』といったもの。
こちらは、必ず10個買わないと恩恵を受けることができません。
表示はセール価格ですがその値段で買うためには、必ず10個買う必要があるのです。

それ以上にトリッキーなのが、『Buy One Get One Free(一つ買えばもう一つ無料)』の価格表示。
ひとつ5ドルのパスタソースにその広告表示があった場合、単純にひとつ2ドル50セントの場合と、2つ買って5ドルの場合があります。




見分け方は、小さな注意書きがあるかないか。2つ買わないと割引の対象にならないものには必ず小さな注意書きがあります。

セール率が高いアメリカのショッピングですが、価格のわかり易さで言うと圧倒的に日本。
しかも、レジでの打ち間違いも多いのがアメリカショッピング。
お買い物の後のレシートチェックは欠かせません。


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