同期間、国鉄集団は10億2000万トンの石炭を輸送し、うち6億9500万トンが発電用石炭だった。鉄道から直接石炭を受け取る発電所の石炭貯蔵量は高水準を維持した。
また鉱山建設用資材の輸送量が同19.7%、製錬用物資が8.6%、食糧が同9.8%、それぞれ増加した。
国鉄集団の鉄道部門は、国内の税関部門、国外の鉄道部門との疎通・調整を強化し、作業効率を高めたり通関の利便性の向上を図るなどした。同期間、中国と欧州を結ぶ「中欧班列」(国際貨物列車)は安定して運行された。中国とアジアを結ぶ「中亜班列」は同25%増の7349本運行された。中国とラオスを結ぶ「中老鉄路」では、同9%増の302万9000トンの貨物が越境輸送された。
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