最近の中国人意識調査の中で、「宅配に満足しているか」というものがありました。その中で、一番の答えは「NO」といったもの。この答えには、日本人の私たちも感じるところあります。

中国は、団地に宅配ボックスを設置したり、携帯でお届けメールを取得できるなど、日本よりいち早くたくさんの良いサービスを始めた国ではありますが、人口の多さと、もともとの中国気質が相まって、荷物の箱はボロボロ状態になったり、足で蹴った靴の後が残っていたりと、商品を手にする際に「この商品はどんな扱いをされてきたのだろうか…」と考えさせるものがあります。

また、割れ物注意のシールが貼られてあったとしても、そのほとんどは無視状態で、箱を開けた際に商品が割れていることも…。

そんな状態なので、最近の消費者の多くは、「更にお金をプラスしてでも、きれいな状態の商品を受け取りたい」という回答が大部分を占めています。

日本のおもてなしサービスの国と比べると、まだまだそのレベルに到達していない点も多々ありますが、それでも人の意識は少しずつ変わってきているようです。

Copyright(C) wowneta.jp