ロンドンの街は建物が密集しているので、ロンドン中心部の移動は地下鉄とバスもしくは徒歩がメインです。地上を走る、オーバーグラウンドやナショナルレールは、長距離移動や、ロンドン郊外への移動に使います。

地下鉄は、underground(アンダーグラウンド)もしくは(チューブ)と言われ、地下鉄の駅前には可愛い地下鉄の駅を示すマークが掲げられています。この看板のおかげで、遠くからでも駅が見つけやすいので重宝しています。






ロンドンの地下鉄は、丸くくり抜く方式で作られたため、形が筒状です。その形状をうまく利用して、可愛いタイルアートが各駅を彩っています。大英博物館が近いホルボーン駅はエジプトの模様、シャールックホームズの家が近いベーカーストリート駅はシャールックホームズの絵など、待ち時間も周りを見渡すとアートがいっぱいでウキウキします。

この地下鉄のタイルをもっと詳しく知りたい方は、ロンドンから日帰りでもいけるJackfield Tile Museum(ジャックフィールド・タイル博物館)を訪れてみてください。たくさんのタイルアートに触れられるのは、世界でもここだけではないでしょうか。また、タイルの作り方をビデオで説明をしていて、その繊細な作業に脱帽でした。






特にアンティークのタイルは数が限られるため、非常に高額で取引されており、セカンドハンドショップでは、50年前のタイルが300ポンド(約5万円)ほどでした。

ヨーロッパに来てからタイルに魅了されて大好きになったのですが、同世代のヨーロッパの友人たちにタイルが好きだというと、怪訝な顔をされます。どうやら若い世代にとって、タイルはそれほど興味がない存在になっているようです。日本の盆栽のような感じかもしれません。


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