現在、オーストラリアは海外からの入国者にホテルでの隔離を義務づけています。
日本のホテルでの隔離と比べて、オーストラリアのホテル隔離は厳格で、窓もない部屋で過ごした2週間は正直もう経験したくはありません。
今回は、オーストラリアでのホテル隔離の「環境」について紹介します。
1.空港からホテルまでは専用シャトルバス
空港に到着し、荷物を受け取り税関などでの手続きが終わると、ホテル隔離の説明スペースで2週間の説明を受けます。
その際、自分が隔離されるホテルを告げられます。
オーストラリアの場合は、基本的に有名ホテルが順番に隔離を請け負っているようで、私が隔離されたホテルも有名ホテルでした。
(と言っても部屋が出ることはないので、恩恵は部屋が少しきれいなことくらいでした。)
2.部屋は最低限の設備のみ
割り当てられた部屋は、本当に普通のホテルの一部屋でした。
ベッドとテレビ、小さな机と椅子、トイレとシャワーだけです。
家族4人が過ごすには決して十分とは言えない広さで、また、1ルームのこの部屋で夫は2週間仕事をし、私は子供と過ごさなくてはなりません。
正直、最初に部屋に入ったときは、2週間のことを考えるとぞっとしました。
3.窓さえ開けてはいけない完全密室
日本でのホテル隔離は、2週間自宅や宿泊施設などで過ごし、買い物などの必要があれば出かけても良い場合もあります。
オーストラリアのホテル隔離は、どこの国から入国したかを問わず、ドアから一歩も外へ出ることは許されない完全隔離です。
ベランダに出ることも、窓さえ開けることも許されていないため、本当に密室での2週間でした。
そんな施設で1日過ごすだけでもしんどいですが、2週間過ごしたあの経験は、本当に2度としたくはありません。
食事や実際にどうやって過ごしたかは、別記事にて紹介します。
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