イタリア北部の世界遺産を堪能する旅 絶景チンクエテッレを巡る パート4【イタリア】
船と列車を使って、1日でチンクエテッレ全ての町を回ることも可能ですが、コルリニアは町にたどり着くまでの400段もの階段がありますし、リオマッジョーレやマナローラの町から海岸線に伸びている遊歩道「愛の小道」の散策も素敵なので、これらを楽しむのであれば2〜3つの町に絞って回るとよいと思います。
船と列車を使って、1日でチンクエテッレ全ての町を回ることも可能ですが、コルリニアは町にたどり着くまでの400段もの階段がありますし、リオマッジョーレやマナローラの町から海岸線に伸びている遊歩道「愛の小道」の散策も素敵なので、これらを楽しむのであれば2〜3つの町に絞って回るとよいと思います。
約30分間隔で運行されているので、頑張れば全ての町を周遊できますが、1日しか観光できない場合は2〜3町にしぼって1〜2時間ゆっくり滞在することをすすめます。
地図のページでは、各地を結ぶ列車の所用時間も一眼でわかるように工夫されていますし、行ったところのない地域も目に入るので足を伸ばしてみようかなと眺めるだけでワクワクする時刻表です。
今回の旅では、フィレンツェから始発の電車でピサに向かい、ピサ滞在時間は3時間ほどで、午前中にはチンクエテッレの起点となるラ・スペッツィア駅に向かう列車に乗っていました。
フィレンツェから列車に乗って西に向かうこと1時間でピサに到着するため、フィレンツェを訪れる際は足を延ばすのにぴったりの観光地です。
観光で超有名都市なため、当然空港からのアクセスも充実していると思っていましたが、空港からの電車はなく、バスも終了しており、市街地までのアクセスはタクシーのみでした。
しかし、その他にも北部では美しい世界遺産が数多くありますので、ここでは観光王道のフィレンツェとピザに加えて、個人旅行でも十分アクセス可能なチンクエテッレやジェノヴァについてもお伝えします!
カステッリ・ロマーニのほかの街と同様、ひなびた空気が魅力のカステル・ガンドルフォですが、さすがにローマ法王の宮殿があるだけあって品格では抜きんでています。
アスコリで伝統的な「オリーベ・アスコラーネ」を作っているお店にはいると、「1583年にローマ法王シクトゥス五世がオリーベ・アスコラーネを献上したアスコリの人々に、その美味を称賛し感謝した」という記述が目に飛び込んできます。
ヴェッキオ宮殿はツアーもやっており、隠し扉の中に入って宮殿の裏側を探検することができるので、時間があればツアー参加もオススメです。
この地はローマ人に支配されるまでイタリア半島にいた先住民族エルトリア人によって繁栄した街で、エルトリア人が残した墓地遺跡(ネクロポリスNecropoli)が「チェルヴェーテリとタルクイーニアのエトルリア墓地遺跡群」として世界遺産に登録されています。
クルーズ船を降りて10分ほど歩くと青の洞窟で有名なカプリ島へ向かう高速船のチケット販売所が見つかります。
この遺跡以外にも遺跡は点在していますが、カリアリ市内からバスが出ているのはここのみとのことで、レンタカーおよび時間に余裕がないと複数の遺跡巡りは厳しいと思います。